「聞いてる？ハルキア」
「ああ、きいてる」
「それでね、カーティスってば昨日も夕飯を全部食べてくれたのよ！
外食してきたにもかかわらず！」
「そうか」
「食べ物を大事にするなんてさすがはカーティスよね！」
「そうだな」
「それでね、今日の夕飯なんだけど何がいいと思う？」
「私に聞かれても困る」
「でもやっぱり一人で考えるとバリエーションが・・・
あっ！そうだ！今日は中華にしてみようかしら？」
「いいんじゃないか？」
「カーティス喜んでくれるかしら？」
「だといいな」
「でも、カーティスならまずくても食べてくれるわよね
もちろん失敗する気なんかないけど♪」
「・・・・・・なあシエラ」
「なに？」
「兄のことばかりいってるからエドワルドと喧嘩したってわかってるのか？」
「だって！エドワルドってばカーティスの悪口言うのよ！」
「へえ」
「信じられないわよね！カーティスほど強い人なんかいないわ！
エドワルドのお兄さんなんて比べるまでもないわ！！」
「・・・ブラコン同士って言うのも大変だな」

　

　

　

　

　

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