気楽に

 





将来の夢

そんな事を聞かれたことがあった

俺の答え?

それは・・・・・・・・・

いつまでも気楽にいくこと


















「火影になるんだってばよ!」

迷わず答えたあいつに思わず笑いがこみ上げてくる

(元気だよな〜)

クラス中から煙たがられてるってわかんねぇのか?と思いながらも目の端でナルトの姿を捉える

俺があいつのことで知っているのはやたら元気がいいってことだけだ

後は、まぁめんどくせーし

「絶対なるんだってばよ」

(あ〜あ、マジに元気有り余りか?・・・・・・・・・・・・・・・・ん?)

一瞬、ひどく思いつめたような表情に思えたのは気のせいだろうか?

(・・・・気のせいだよな、めんどくせーしかんがえんのやめよ)

そうしているうちに授業は終わった























「シカマルの夢って何だってばよ?」

帰りがけにそういわれて思わず無視したくなった

理由?めんどくさいから

「なぁなぁ!なんだってばよ?」

あまりのしつこさにあきれる

この場をうまく乗り切るには答えてしまったほうがいいと思って答えてやる

「平凡」

「は?」

まぁ、普通の反応だった

『夢は?』と聞かれて『平凡』と答えるのはこの年齢で俺くらいだろ

「・・・・」

おれはそう思ってナルトを見た

ナルトは何かを考え込んでいる

これ以上かかわりあうのはごめんだと思った

でも、足が動かなかった
















「うらやましい」

ぼそり、とつぶやかれた声はどうやら聞き間違いではなかったようだった

「おまえいいな」

わけがわからない

「平凡か〜いいな〜・・・・・・・・・・・・・そ・・な風に・・きれ・・・・

最後のほうはよく聞こえなかった

「おれ平凡に生きるなんて今まで考えたことなかったてばよ」

「ふ〜ん」

「・・・・・・・・・・うらやましい」

「はぁ・・・・?」

ナルトはおそらく間抜けな顔をしているであろう俺を見て笑った

「じゃあな」

そういっていきなり走っていってしまったナルトを、俺は目で追うことしかできなかった



































久しぶりに会ったいつは酷く疲れた表情でぼろぼろになってベットに寝ていた

こいつは時々こうやって無理に自分を追い詰めるときがある

まるでその場にとどまるのを怖がるように

「おまえ、さ・・・・・もうちょっと気楽にいきらんねぇのか?」

風で揺れる金髪を思わず梳きながら口に出す

なにがナルトをこんなに追い詰めているのか・・・・

「めんどくせぇやつ」











目を覚ましてチョウジの見舞いに行く途中であった砂の我愛羅

ナルトはおびえていた

そして・・・どこかあいつをうらやんでいた

「シカマル・・・お前の夢って何だってばよ?」

いつかと同じ質問だった

「平凡」

同じように返した俺に少し笑って

「平凡か・・・・おれも・・・俺たちもそう生きられたらよかったってばよ」

「ふ〜ん」

興味なさそうに相槌を打つ

「でもさ、おれは走って進んで・・・転んでも、倒れても前に進まないといけないんだってばよ」

それはめんどくさい生き方だ、と素直に嘆息した

「そうかも・・・でも、それが俺たちの存在意義だから」

「・・・・・・・・・・気楽にいけよ」

「?」

「何でもほどほどに手を抜くとか、休憩を入れるとかしないとマジにやばいぞ」

「そうだってばね・・・でも、休む場所なんてないから」

「あんだろ」

おれはそういって自分を指差す

「なんたって俺の夢は平凡だからな」

休みたくなったら休みに来いといって恥ずかしくなった

(なんかこのセリフって寒くないか?)

行った手前撤回することもできずにそのまま固まる

驚いたように俺を見ていたナルトはまるで空気が溶けるみたいに笑って

「サンキュ」

とだけいった

「ああ・・・・・・・・・」

「でも、今はとまれないってばよ」

なんたって中忍試験中だし〜、とおちゃらけていうナルトに俺も笑った

「そうだな」

とまりたくなったらいつでも場所を用意してやるよ

めんどくせーけど










あとがき

・・・・・・・・・・ラブってない!ラブってないよ〜(><)
これじゃ仲良し!ただの仲良し〜〜!

うう・・・・・・・・・いちゃつかせられなかった
まゆまゆさん許して下さい
うちのシカナルはこれが限界のようです











反省文

え〜っと、実はこれだいぶ前にできていたりします
なぜ出さなかったのか?
それは・・・・迷子になっていたのです!
書いたはいいがどこに行ったのかわからなくなってしまったのです
しかし!今回の改装&PCデータ移動のおかげで無事(?)出てきました!
まゆまゆ様おまたせして本当にごめんなさい