ひざまくら

 

Now I lay me down to sleep,

I pray the Lord my soul to keep;

And if I die before I wake,

I pray the Lord my soul to take.

 

これから わたしは ねむりにつきます

神様 わたしの魂を お守りください

もし 目覚めるまえに 死んだなら

神様 わたしの魂を お召しください









今日もまた一日を無事に過ごせたことに感謝して

明日また平穏であるよう祈りを込めて目を閉じる

「もう寝よう」

ナルトはそっと我愛羅の頭をひざに乗せる

まるで幼子を守るようにその髪を撫でる

憑いているもののせいで満足に眠れない我愛羅だけれども

ナルトが傍にいれば安眠できた

それはナルトが自らのチャクラで守閣を抑えるから

我愛羅は安心して眠りにつく

もし、万が一乗っ取られてもナルトならばどうにかしてくれるから





















「寝たか?」

「テマリとカンクロウか?」

「すまないな」

二人の横に立ちテマリたちは頭を下げる

「気にすんなってばよ」

姉として兄として、弟を監視するものとして、なによりも守るものとしてテマリたちはナルトの元に訪れた

どうか我愛羅を助けてほしいと

ナルトは快く受け入れた

その優しさに敬意を表して

「ほら、テマリ達も寝ろってばよ」

腕を引っ張り我愛羅の邪魔にならないようにしながらも肩を貸す

「我愛羅につきあってお前もあんまり寝てないんだろう?」

見透かされたせいかうっすらと頬を赤くしてまぶたを閉じる

最高の守護者の守る中

砂の兄弟は優しい風に吹かれ優しい夢を見て眠りについた

 

 

 

あとがき

またもやマザーグースからお題を頂きました

寝る前のお祈りの曲からパロっちゃいましたw

これでマザグースの絶対書きたいネタは書き尽くしたかな?w

ロンドン橋も書きたいかもですけどねw(話が思いつかない・・・)

 

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